クリスマスプレゼント
もうすぐクリスマスですが、もうプレゼント買いましたか?
そもそもなんでクリスマスにはプレゼントを贈ったり貰ったりするのでしょうか?
また、なぜ靴下やブーツに入れるのでしょうか?
プレゼントの始まり
もともとクリスマスはキリスト教の行事です。
キリストが生まれた日とされています。(諸説あるようです。)
聖書によると、生まれたばかりのキリストに贈り物をしたことが始まりだそうです。
なぜ靴下
クリスマスプレゼントは、クリスマスの日の朝起きると靴下の中に入っているというのが定番です。
なぜ靴下なのでしょうか?
サンタクロースのモデルとされている聖ニコラウスの有名な話が由来です。
ニコラウスが住んでいた近所に3人の娘が住んでおり、その家が貧しく娘を嫁に出せずにいたんだそうです。
それを哀れんだニコラウスが、夜中の内に家の中に金貨を投げ入れたところ、偶然干してあった靴下の中に入っており、そのお金で娘たちは嫁いで行き幸せに暮らしたそうです。
それ以降、プレゼントは靴下の中に入れるようになったと伝えられています。(諸説あるようです。)
靴下に入らない大きなものはどうする?
アメリカでは靴下に入らないものは、ツリーの下に置いておくとのこと。
靴下はツリーにぶら下げておいて、「靴下に入れる用の小さなプレゼント」を準備するそうです。
日本では枕元に置いておくのが一般的ですね。
日本では
日本では明治時代にすでにクリスマスプレゼントの習慣があったようです。
明治39年に救世軍(宗教、社会福祉、教育、医療事業を推進するキリスト教の団体)により、3万人もの貧しい人々に菓子やパン、果物、玩具などを手渡したのが始まりとされています。
戦後の風習かと思っていましたが、意外と古くからあるんですね。
クリスマスブーツは日本発祥
ちなみに、よくスーパーなどで見かける「お菓子がたくさん詰まったブーツ」は、キリスト教とは関係なく昭和30年代に滋賀県草津市で登場したのが最初と言われています。
近商物産の初代社長がクリスマスツリーの飾りをみて、お菓子を銀紙を巻いた紙で作ったブーツに詰め込んで大手お菓子メーカを回ったのが始まりとのことです。
この会社のホームページをみると、いろんなブーツが売られています。
1個からでも購入できるようです。
また、お菓子が詰まっていないブーツのみも購入できるようですから、自分で好きなものを詰めてオリジナルのブーツを作るっていうこともできそうですよね。
これだと中身も安心できるし、作るのも楽しみですね。
http://www.kinsyou.co.jp/(近商物産ホームページ)
プレゼントは人を思いやることを表現するもの。選んで贈るのも貰うのも嬉しいですよね。
たくさんプレゼントして、たくさんの人を喜ばしてしまいましょう。