前編(出雲市駅→出雲高松駅)からの続きです。廃線跡探訪 大社線(島根県)前編
中編では、出雲高松駅~荒茅(あらかや)駅~大社駅を巡ります。
出典:地理院地図
出雲高松駅を出ると一瞬、廃線跡を見失いそうになりましたが、川を斜めに越えた先に廃線跡が続きます。
前編にも書きましたが、この川は廃線後にできた川なので、川の部分に廃線の痕跡は全くありません。
しばらく進むと、学校(出雲市立浜山中学校)の横辺りで舗装道路ではなくなり、バラスト(砂利道)の状態となります。(出雲高松駅から約600m 下図の黄色丸印の辺りです)
中学校の横を過ぎると、未整備の状態で草が生い茂り、先に進むことができなくなります。
車では、県道126号線を進み、浜山中学校が見えた交差点で曲がるとすぐです。
出雲市駅方向から大社駅方向に進む場合では、左側に中学校(白い大きな建物)が見えます。
浜山中学校を過ぎると、廃線跡は右にカーブし、北西向きに進むようになります。
その後川を渡りますが、この部分も橋脚などの痕跡は残っていないようです。
川を渡って50mほど行くと、農道を越える架道橋があります。(上記地図の黄色丸印の部分です。)
架道橋からさらに360mほど進むと、2つ目の途中駅「荒茅(あらかや)駅」跡があります。
車で荒茅駅に行く場合は、県道126号線で自衛隊入口の看板とカフェが見えたら、その次を左に曲がるとすぐにあります。
荒茅駅から340mほど進むと、ここから先は自動車が通れる道路になっています。
県道126号線をカフェのところから230mほど進んだ交差点で左に曲がると、あとは道なりで廃線跡になります。
あとは大社駅まで直線です。
いよいよ次は終点の大社駅に到着です。
続く ⇒ 廃線跡探訪 大社線(島根県)後編
前編はこちら ⇒ 廃線跡探訪 大社線(島根県)前編
他の廃線跡もあります。廃線跡探訪 福知山線(前編)
線路ではなく川の痕跡もあります。菱江川の廃川跡