焼き芋が電子レンジで手軽に作れて しかも甘くてホクホクで美味しい

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焼き芋を手軽に作る

寒くなってくると、焼き芋食べたくなりませんか?

車で売りに来るものもあれば、スーパーで売ってたりもします。あの匂い。たまりませんよね。

でも焼き芋って、買うと結構お高くないですか?また、自分で作るって言っても、大変そうじゃないですか?

実は、電子レンジを使ってお手軽に作れます。

つくり方

まずはサツマイモを洗いましょう。

洗った後、濡れたままでキッチンペーパーで包んでください。その上からラップでさらに包んでください。

あとは電子レンジに入れて、最初は強、または500Wで1分半加熱。その後、弱(200W)または解凍モードで10分加熱するだけ。

それで出来上がりです。

芋の大きさによって若干加熱時間が前後します。できたときに、お箸をさしてスッと入れば出来上がりです。

なぜ、弱または解凍モード?

電子レンジって、普通家庭用で500W、ハイパワーなタイプでは1000Wくらいですよね。そのハイパワーで、もっと短く加熱調理できないかと思いますが、それではダメなんです。

焼き芋は、ただ焼けば甘くなるってものではないんです。

温度と時間が密接に関係しているんです。

その理由は、サツマイモに含まれる酵素が関係しています。サツマイモには、アミラーゼという消化酵素が含まれます。アミラーゼは、炭水化物のでんぷんを分解し麦芽糖にします。この麦芽糖が、焼き芋を甘く感じさせているのです。

ちなみに、アミラーゼは人間の唾液にも含まれています。ご飯を長く嚙んでいるとだんだん甘みが出てくるのは、ご飯のでんぷんが唾液のアミラーゼによって麦芽糖に分解されているからです。

サツマイモに含まれるアミラーゼは、β―アミラーゼと言い、65℃~75℃が最も酵素がよく働く温度となります。また、90℃以上になると働きません。

また、β―アミラーゼは、でんぷんが糊化されたものに対して働きます。でんぷんの糊化には時間が掛かります。

電子レンジで普通に加熱すると、短時間に温度が上昇し、でんぷんが糊化する前に90℃以上になり、β―アミラーゼが働かなくなります。

すると、全く甘味が出ません。

それを防ぐために、弱(200W)または、解凍モードの低い出力で、10分間じっくり加熱します。

そうすることで、でんぷんが糊化されるとともに、β―アミラーゼが最も働く温度環境になり、でんぷんが麦芽糖に分解され、甘みが出ます。

このように、でんぷんや酵素の働く温度や時間から、電子レンジでの調理方法が編み出されているんですね。最初に考えた人は凄いです。

電子レンジで手早く簡単にできますので、一度試してみてはいかがでしょうか?

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