廃線跡探訪 旧信越本線 碓氷峠(旧線 アプトの道) その5

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前回(その4)は、有名な めがね橋(碓氷第三橋梁)を見てきました。

廃線跡探訪 旧信越本線 碓氷峠(旧線 アプトの道) その4

今回は第6号トンネルから熊ノ平信号所に向かいましょう。

入口は石積とレンガです。

トンネル内部入口付近のレンガ積み。覆輪目地になってます。
熊ノ平までのトンネルでは一番長い546mです。
途中、壁と天井に穴が空いている箇所があります。
第6号トンネルの出口です。こちらはアーチ部分以外は石積でした。
第6号トンネルをでると、第4橋梁があります。小さいアーチです。奥に見えるのは第5橋梁と第7号トンネルです。
第5橋梁です。
横から見た第5橋梁。レンガ積みです。
第7号トンネルです。このトンネルはレンガ積みです。アーチ上部になにか受け皿のようなものがついてます。
第7号トンネルの入り口付近も覆輪目地でした。
第7号トンネルの出口です。入口同様に受け皿のようなものが設置されています。
次は第8号トンネルです。見た感じ第7号トンネルとよく似ています。
第8号トンネルを抜けると、第6橋梁、第9号トンネル、第10号トンネルが続きます。
第6橋梁です。欄干の部分(上から10段目くらいまで)はフランス積みになってます。第3橋梁(めがね橋)に次ぐ規模の橋梁です。
第9号トンネルです。左側に「斜め2本線の標識」と 2本の金具が残っています。
第9号トンネルの出口側。出口にも2本の金具があります。
第10号トンネルです。ここもアーチ上部に受け皿のような金具があります。
第10号トンネルを抜けると、景色が開けて、熊ノ平に到着です。新線の架線が見えます。
左側が第10号トンネルの出口です。右側のトンネルは待避線だったようです。
同じく第10トンネルの出口(右)と新線のトンネル(左、中)です(退避線のトンネルは木の陰で見えてません)。新線は線路も架線もあるので、現役の線路のように見えます。
変電所跡です。1937年(昭和12年)に設置され、1962年(昭和37年)の新線切替時に改修されています。レンガ作りのトンネルと比較して近代的な建物に感じられますが、戦前の建物とのこと。
軽井沢方向。両側にはホームの跡が残ってます。
もう少し軽井沢方向に進んでます。左が旧線の第11号トンネル。真ん中と右は新線のトンネルです。レンガ塀が残っています。

アプトの道として整備されているのはここまでです。朝10時頃に横川駅を出て、12時30分頃に熊ノ平に到着しました。だいたい2時間半くらいの行程ですが、途中、玉屋ドライブインさんでの食事休憩と、めがね橋の下まで降りた時間を含んでいます。

重要文化財の遺構がたくさん残っているため、なかなか見ごたえのある廃線跡でした。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?

注意:その1~その5までの写真、情報は2019年7月のものです。

他の廃線跡もありますので、よければどうぞご覧くだいさい

廃線跡探訪 大仏鉄道 前編

廃線跡探訪 福知山線(前編)

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