エクセルとは
エクセルってソフトご存知でしょうか?
超有名なソフトなので、知っている方がほとんどだと思います。
そう、四角いマスがたくさん並んでて、横はA,B,C・・・と書いてあり、縦には1,2,3・・・と数字が並んでいる、アレです。見たことは有っても、触ったことない・・という方もいらっしゃるのではないかと思います。
特に、学生さんなど、ひょっとしたら今までほとんど使わずにきた方もいらっしゃるかと思います。でも、社会人になると、よく使う場面に出くわします。
使えると使えないでは、極端に言うと、読み書きそろばんが出来るか、出来ないか?の違いくらいって言うとちょっと極端でしょうか?
でも、それくらいたくさん使う場面ってあるんですよね。社会人になる前に、基本位は知っていても損はないです。
エクセルは表計算ソフト
エクセル(Microsoft Excel)マイクロソフト社の表計算ソフトです。そうです。もともとは数値など計算するためのソフトです。
画面の説明をすると、四角いマスは、「セル」と言います。たぶん、個室とか細胞の英語「cell」から来ているのでしょうか?
セルの1番上には、A,B,C,・・・・と書かれたグレーのセルがあります。これは、「縦の並び」の記号です。
「縦の並び」を「列」(れつ)と言います。
Aの下にずーっと並んでいるセルは、「A列」と言います。同様に、B列、C列・・・・と並んでいきます。
Z列まで行くとどうなるのでしょうか?その次は、AA列になります。
同様に、セルの左端には、1,2,3・・・と書かれたグレーのセルがあります。これは「横の並び」の番号です。
「横の並び」を「行」(ぎょう)と言います。
1の右側にずーっと並んでいるセルは、1行目と言います。同様に、2行目、3行目・・・と並んでいきます。
下はどこまであるのでしょうか?使っているパソコンのメモリ容量によるみたいです。私の使っているパソコンでは、1048576まで有りました。
おさらいです。
縦は「列」
横は「行」
(縦はあなた、横はわたし・・・ではありません。)
「Aの列」の「1行目」はA1セルと言います。
「Bの列」の「2行目」はB2セルと言います。
このように、縦・横の組み合わせで、セルの位置が分かります。
計算が得意です
このソフトの一番便利なのが、計算ができることです。相当複雑な計算までできます。使い方を覚えれば、非常に便利に使えます。
例えば、
A1セルに「1」
A2セルに「2」
を入れて、これを計算させます。
A3セルに、「=A1+A2」と入力します。(「」は入力しないでね)
半角で入力してくださいね。
最後に「ENTER」を押すと、A3セルが「3」になりましたよね。
このように計算できるんです。何が凄いって?凄いのはこれからです。
いま、A1セルの数値は「1」ですが、これを「5」にして「ENTER」を押してください。すると、A3セルが「7」になりましたよね。
5+2が計算されたのです。
このように、A3セルのような計算式を一度作っておくと、A1、A2セルの中身を変えても一瞬で計算してくれるんです。
計算式は応用が効きます
計算式の「+」を「―」に変えると引き算。
「*」に変えると掛け算。(パソコンでは「×」は使わないんですね。「*」が掛け算です。)
「/」に変えると割り算。(同じく「÷」は使いません。「/」が割り算です。)
そして、A3セルの一番最初に入力した「=」。
これは、今から入力するのが、「計算式ですよ」っていうおまじないみたいなもんです。
ちなみに、「=」を入力しないで、A2+A3としても、計算されないです。画面には「A2+A3」とそのまま表示されています。
例えば、自分が小学生の時に、この使い方を知っていたら・・・
算数の計算の宿題で、一度計算式さえ作っておけば、あとはセルの数値を問題によって入れ替えるだけで手早く計算できますね。(計算の練習にはなりませんが、エクセルの使い方は覚えるの早そうですね。そちらの方が役立つかもしれませんね。)
どんなことに使うの
会社などでよく使われるのが、見積書ですね。
単価をセルに入れておいて、一番下のセルで足し算の計算式を作っておく。すると、いろんな単価を入れても自動で計算してくれます。電卓をたたいて計算するよりも、楽ちんで間違いはありませんよね。
他にもたくさんの使い方が出来ます。
書類作成、説明図、プレゼン、報告書、家計簿、名簿などなど。
以上、超初歩的な説明でした。
続きはまた。