もうすぐ冬至 祝日ではない理由と昔からの風習について調べてみました

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もうすぐ冬至

一年の内で最も昼が短く夜が長い日。

この冬至という呼び名ですが、二十四節気と言います。

よく天気予報では、「明日は二十四節気の一つ、冬至です」なんて言いますよね。

(ほんとに明日ではないですよ。念のため。今年の冬至は12月21日(水)です)

二十四節気とは、昔の季節の表し方ですね。

1年を24に分けて季節の移り変わりを表しています。

よく聞くのは

「冬至と夏至」の二至(にし)

「春分と秋分」の二分(にぶん)

あわせて 二至二分(にしにぶん)と言います。

これら4つは有名ですよね。

次によく聞くのが、

「立春、立夏、立秋、立冬」の四立(しりゅう)

二至二分と四立の合わせて八つを「八節」(はっせつ)といいます。

冬至と夏至はなぜ祝日じゃないの?

昼と夜の長さに関係のある二至二分なのに、一方は平日、もう一方は祝日。

この差は何なんでしょうか?

答えは、戦前の日本の祭日と関係が有るようです。

春分の日と秋分の日はお彼岸です。

戦前の日本では、歴代天皇の御霊をお祀りする皇霊祭となっており、祭日となっていました。

戦後は皇霊祭ではなく春分の日、秋分の日と名前を変えて祝日となりました。

冬至の日の昔からの風習

◆かぼちゃを食べる

冬至の日には、「ん」の付くものを食べると「運」を呼び込めるといわれ、明治以降の風習として伝わっています。

なんきん(かぼちゃ)、れんこん、にんじん、うどん等が良いとされています。

また、「と」が付くものを食べる風習があるとも言われています。

とうなす(かぼちゃ)、とうふ、とうがらし、どじょうが良いとされています。

どちらにもかぼちゃが含まれているのが面白いですね。

かぼちゃは保存が効くので、昔もこの時期に食べられ、ビタミンが不足しがちな季節にかぼちゃを食べてビタミン補給し、体調を整えるという意味があったのかもしれませんね。

◆ゆず湯に入る

冬至の日は、一番昼間が短い日ですが、それはこれから昼間が増えるということです。

また、冬至は一陽来復(いちよう らいふく)とも言います。

一陽来復とは、「悪いことが続いた後で幸運に向かうこと」という意味があります。

よって、この日を境に運気が上昇していくと考え、冬至の日に身を清めて、来るべき幸運に備えることから、お風呂に入る風習があったそうです。

昔は、入浴で体を洗うというよりは、身を清めるという意味合いが強く、また、ゆずなどの柑橘系の匂いは邪気を払うといういわれがありました。

だから、冬至の日にゆずを入れたお風呂に入るようになったと言われています。

(所説あるようです。)

寒い時にさわやかなゆずの香りでお風呂につかるってすっごく気持ちいいですよね。

冬至に向けて、ゆず、かぼちゃなど準備しておきましょう。

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